こんな転職は絶対するな!キャリアアップに繋がらない転職実例!

  • 2021-03-11
  • 2021-03-10
  • 転職

転職には様々な理由がありますが、ネガティブな理由よりもポジティブな理由の方が企業からの印象は当然良くなります。求職者の方で転職のポジティブな理由として挙げる方が多いのが、キャリアアップや成長を目指してという言葉です。働き方やキャリアプランが多様化してきている中で、転職はキャリアアップのために有効な手段の一つとなってきています。 

キャリアアップを見据えての転職をする際に、当然どの企業でも良いという事はありません。まだまだ転職回数が重視される日本の転職市場において、企業選びは非常に重要な段階です。転職をした結果自分の経歴に傷をつけてしまったという方は、エージェントとしてサポートをさせていただいた方の中にもいらっしゃいました。

今回は実際にキャリアアップに失敗した転職実例を交えながら、そうならない為に大切な事を解説していきます。

転職の失敗実例

 転職の失敗例をいくつか具体的な事例をみながら、原因を確認していきたいと思います。

年収アップに拘り過ぎた転職

キャリアアップと言われると多くの方が希望されるのが、年収アップです。年収が上がりづらくなってきたタイミングで、より高い年収を見込める環境へ転職する方は多くいらっしゃいます。しかしこの時に年収だけを見て就業先を決めてしまい、後々後悔をしてしまうケースがよくあります。
給与は企業からその人への「評価」です。高い給与をいただくにはそれなりの貢献が必要になります。しかし中途採用の現場では、まだ一緒に働いていない方に対してそういった評価をしなければなりません。つまり内定先から頂いた給与条件は、求職者への「期待値」になります。期待値が高ければ、当然乗り越えなければいけないハードルも高くなります。

高すぎる期待を背負わされる環境で、やりがいを感じることが出来る方もいれば潰れていってしまう方も多くいらっしゃいます。過度のストレスやプレッシャーに晒される中で、体調を崩してしまう方が多くいらっしゃいます。一度そうなってしまえばその後の就業機会にも大きな影響を与える事もあります。
大切なのは年収と職務内容や職場環境のバランスです。自分に合った環境でないと人は誰でも100%の力を出すことはできません。そしてしっかりと力を発揮できる環境でなければ、長期的にみた年収・キャリアアップには繋がりません。

いきなりやりたい事に挑戦しようとする

キャリアアップをした先になりたい自分があると思います。そこに至るためには色々な経験をして、色々なスキルを身に着ける事が必要です。全てを飛ばしていきなりなりたい自分になる事は出来ませんし、なれたとしてもスキルが足りず苦しむ事になります。

例えばですが、将来は英語を使えるお仕事をしたいという方がいらっしゃったとします。英語をビジネスレベルで扱うのであれば、当然TOEIC等の英語資格や留学経験がある等の背景が必要になります。しかしそれらを持っていないのにいきなり「英語必須の仕事」を目指す事は無謀です。いきなりそこにチャレンジをしたとしても、内定をもらうことができる可能性は限りなく低くなってしまいます。結果的になかなか内定がでないまま、転職市場にずっと残ってしまう事になりかねません。

なりたい自分ややりたい事があるのであれば、そこから逆算をしてどこで働くかをしっかりと決める事が大切です。私たちはそれを「ロードマップ」と呼んでいます。必要なスキルを身に着けられる環境をまずは探してみてください。

現職でまだ「やり切っていない」

転職エージェントという仕事をさせていただいていながら、私が転職をお勧めしない方も時折いらっしゃいます。それが、現職でまだ可能性が残されているのに転職をしようとしている方です。こういった方の場合は最終的に転職回数が多くなってしまう事が多いです。

その環境で突き詰めればレベル50まで上げられるのに、レベル30の段階でキャリアアップの転職を目指す方がいらっしゃいます。理由が職場環境や人間関係等、スキルアップ以外の面であればそれも構いません。しかしまだまだ成長できる余地があるのに、その環境を捨てて次のステップを目指すのは勿体ないと思います。

転職回数は日本の転職市場においてはまだまだ重要な判断基準の一つです。少なければ少ない程良いのは間違いありませんし、無駄な転職は自らの経歴を傷つけるだけです。仕事に飽きてしまったのであれば、まずは新しい刺激を探してみてください。転職に対してのハードルが低くなったとはいえ、そこに明確な理由が無ければただの飽き性と思われてしまいます。転職はあくまでよく考えて実行するべき事と認識をしておく必要があります。

「役職者になる事」が志望動機

何を持ってキャリアアップと言うかは人それぞれです。年収アップに関しては先に述べた通りですが、役職者になる事を希望される方や、現場ではなくマネジメントクラスでの就業を希望されることが転職の理由とされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

面接時には質問項目の中で必ずと言って良い程「志望動機」を聞かれます。志望動機がただ「役職に就きたい」という理由であれば、その方が内定をもらう事は難しくなります。確かに中途採用の市場においても、マネジメントポストでの採用枠がある求人も豊富にあります。
しかしそういったポジションの方に求められるのは、当然これまでにスタッフのマネジメント経験を持っている方に限られます。マネジメント経験が無い方が「役職者」を希望したとしても本当に貢献が出来るか懐疑的になりますし、何より企業からの印象も良くありません。

まずは現場でのお仕事と人に教えるお仕事は完全に別物という事を理解する事が大切です。その上で「将来的に」マネジメントにも挑戦をしてみたいというスタンスであれば、企業からの印象も良くなるのではないでしょうか。

下地があってこそのキャリアアップだと理解をする

ここまでいくつかのキャリアアップに繋がらない転職実例をお話してきました。4パターンのケースをお話させていただきましたが、全てに精通しているのはキャリアアップには結局「下地」としての経験が無ければ難しいという事です。

求職者が転職先に求めているのは「新鮮さ」である一方で、企業が中途入社の方に求めているのは「スキル」です。今いる環境で学べることは全て吸収し、これ以上の成長が見込めなくなった時にキャリアアップとしての考える選択肢が転職です。

転職は「逃げ」ではない事も理解する

キャリアアップの為にはある程度の継続も重要な一方で、現在の職場を居づらいと感じた時には環境を変える決断も大切です。先ほどの内容と矛盾になってしまう部分もありますが、環境を変える事によって一気に成長が出来るケースもあります。

実際に転職のサポートをさせていただいた方の中には、それまで燻っていた方が環境を変えた途端に大きくパフォーマンスが向上したケースもあります。その方が燻っていたのは会社の考え方や事業内容に賛同が出来なかったためです。人にとって待遇面は生活をしていく上でも非常に重要な要素ですが、会社の社風や考え方はキャリアアップに繋げていくためには最も重要な要素です。納得がいかない、やりがいを感じない環境で仕事をしたところで成長には限界があります。嫌々何かを続けなければいけない環境で頑張ったとしても、そこで身に着けたスキルはキャリアアップの下地にはあまりなりません。
 

キャリアアップにおける「転職」という選択肢

働き方も多様化してきている中で、様々なキャリアプランを見据えている方が増えてきています。
会社に属してキャリアを全うする方もいれば、独立をして仕事をしていきたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。

最終的な目標に向けてどういった道筋を歩むのかを考え、その一端としてどんな会社で勤めるかをしっかりと考える事が重要なのではないでしょうか。「これが正解」というキャリアではなく、「自分にとっての正解」と言えるようなキャリアプランを是非考えてみてください。

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