20代がキャリアアップ転職で失敗しない為の5つのルール

  • 2021-02-27
  • 2021-03-10
  • 転職

まだまだ強い「若さ」というブランド

事業会社に勤めずに会社を立ち上げ、経営者としてのキャリアを選ぶ方も過去に比べて増えてきています。働く企業の選択肢が増えると同時に、キャリアの中で転職という選択肢を取る方も増えてきています。「新卒ブランド」は大きな意味を持つものではありますが、過去程の効果はなくなってきているように感じます。20代でも転職を考える方は増えてきており、第二新卒やポテンシャル採用で若手の採用を行う企業も今は非常に多いです。

企業がどの年齢層をターゲットに採用活動を行うかは、経営戦略にも関わるような非常に重要な意味を持つものになってきています。40代や50代のミドル層を採用ターゲットに掲げている会社は、当然即戦力採用を目的としています。つまり中途採用活動によって、近々の経営戦略の問題を解消しようとしている背景があります。一方で20代の若手を採用ターゲットとしている場合は、将来的な戦力補強として採用を目指しています。現状経営戦略上の問題はないものの、5年後、10年後には現場で活躍が出来る人材が少なくなるため、そこに向けて育成をするための採用活動です。

どちらの需要が高いかに関しては、企業にもよるため一概には言えません。しかし感覚的なお話をすれば、「若ければ若い程良い」と言うのが企業の本音ではあります。企業が変われば社風も変わり、長年違う企業で働かれていた方の場合はスキル以前にそこに馴染めるかという問題もあります。一方で若い方であれば、まだまだ新しい環境に馴染む事も難しくありません。

ここまでは企業から見た中途採用の市場と、採用計画のお話です。これらを踏まえた上で、20代のキャリアアップで失敗をしない転職をするために大切な事をお話していきます。

転職活動で守ってほしい5つのルール


先にも述べたように20代の方であれば様々な求人広告で募集を調べれば、魅力的な求人は沢山探すことが出来ます。転職エージェントに登録をすればたくさんのスカウトメールが届き、企業の紹介も沢山受けることが出来るでしょう。

選択肢が多いのは非常に良い事です。一方でその中にはやはり正しくない選択肢も含まれています。間違った選択肢を取ってしまえば、キャリアアップどころかその後の可能性すらも潰してしまう可能性もあります。そうならない為に守ってほしい5つのルールをご紹介します。

①年収を最優先に転職をしない

新卒として就業をした時の初任給は、どの会社に勤めたとしてもそれほど大きく違いはありません。そのため初めての転職活動をする際に、自分のもらっている給与よりも良い条件の求人は非常に魅力的に映るかと思います。しかしそれを決め手に転職をした方の中で、私は良い転職が出来た方を見たことはありません。
求人票の給与記載には様々なカラクリがあります。例えば年収の範囲が上限1000万の求人があったとしても、しっかりと確認したら残業代もこの年収に含まれているケースもあります。もしくはインセンティブの比率的に「ありえる」というだけで実際は現実的ではないケースもあります。年収の下限が300万だとしても、それは企業が「最低限」として設定をしているノルマを達成できた場合であり、出来なければ下回る事もあります。

初めから給与が高い求人に関しては、その後の昇給率も良くない傾向にあります。これから30年、40年と働いていく事を考えた時に、本当に重要なのは入社時の給与ではなく、給与の昇給率だと私は考えています。

②企業を受けすぎない

日本の新卒採用の現場では、文系学生の場合は通常でも50社、多ければ100社程就職活動の中で受ける方もいます。しかしこの感覚で転職活動を行ってしまうと、活動自体が上手くいかないケースもあります。また就業先を見つけたとしても、後々後悔をしてしまう事も多くなります。20代の方であれば選考に進める求人は沢山ありますが、やはりその中からでもある程度は選んで受ける事をお勧めしています。

20代総合職の方であれば平均して少ない方で5社、多い方では10社程で転職先を決められている方が多い様に感じます。それ以上に多く受けるにしても選考を進める中で、「違うな」と思えば自分からも淘汰していく必要があります。なりふり構わず受けるのではなく、しっかりと自分の軸を大切にしながら企業は選択しましょう。

③転職の軸をしっかりと定める

②に少し関係する内容です。キャリアアップを目指して転職活動をするのであれば、しっかりと何を目標にするのかを定めた上で活動をする必要があります。例えば年収アップが目的なのか、今よりも企業規模の大きい会社に入ることが目的なのか、それらの理由によって受ける企業の選び方も変わってきます。

②で企業を受けすぎないことをルールの一つとして挙げたのは、選択肢が多すぎるとこの軸がぶれてしまう事があるからです。情報収集として、色々な会社を見る事は転職活動にも優位に働きます。一方で当初の転職理由を忘れてしまう事は、自分のキャリアよりも目の前の良い条件に飛びついてしまう原因の一つにもなりかねません。転職をする事によって自分のキャリアをどうしたいのかを考え、その軸を最優先に実現できる会社を見つける事が大切です。

④3年勤める

これは現職でも、転職先でもいえる事です。新卒で入社をした会社であれば、基本的にはやはり3年勤める事がキャリアアップを目指す上では理想的です。しかし労働環境的に3年も勤めるのは難しいという方もいらっしゃると思います。そういった方の場合は逆に3年以内であれば第二新卒枠での転職活動が出来るので、3年以内の転職をお勧めしています。そして後者の場合は転職先ではしっかりと3年勤めあげる事がその後のキャリアにも繋がります。

簡単に言ってしまえば、戦力になるには3年必要で、道を選び直すなら3年以内という事です。2年しか働いていない中でキャリアアップを見据えて転職をしたとしても、恐らく今とあまり変わらない環境に落ち着く事になると思います。

⑤最終的な目標を決める

明確であれば明確なほど理想的ですが、20代の内からキャリアの目標設定する事は簡単ではありません。漠然としたものでも良いですし、それも難しければ10年後の目標でも良いです。キャリアプランはそこに辿り着くために今何をするべきか、その視点を持ってプランニングをして欲しいのです。

目標は何でも良いです。「社長になりたい」というビジネス上の目標でも「結婚して子供が欲しい」というプライベートな目標も構いません。プライベートな目標であったとしても、生活と仕事を切り離す事は出来ないからです。年間365日ある中で、半分以上の日数を人は働いて過ごします。それだけの時間を費やしているものを、生活から切り離して考える事は難しいはずです。

話が少し逸れましたが、つまり目標に対してどうアプローチするかで企業を選ぶ事が大切です。社長になりたいのならベンチャー企業で勤めた方が会社とは何かを学べますし、安定した生活が欲しいのならしっかりと守ってくれる大企業に勤めるべきです。目標をまだ定め切れていない方は、転職エージェントへの登録もお勧めします。エージェントの役割は企業を紹介するだけではなく、キャリアを求職者の方と一緒にプランニングする事も含まれます。生きている以上何か潜在的な思いを人は持っているはずです。それを導き出すお手伝いもしてくれるはずです。

転職先で失敗しないために、見極める力を身に付ける


20代社会人はたくさんの可能性を秘めている存在です。どんな環境で働くかによって、そのキャリアは大きく変わります。可能性を秘めている分、企業から見ても非常に魅力的に映るのも事実です。たくさんの選択肢がある中で、自分に合ったものを選べる目を、今からしっかりと養ってください。

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