キャリアアップと年収アップを同時に実現出来る企業の見つけ方

多くの方が転職の際に理由として挙げられるのが年収アップとキャリアアップです。年収に関しては、勤めている環境では給与が頭打ちになってしまった、業績不振等を理由に給与が上がらなくなったという理由で転職を希望される方は多くいらっしゃいます。

キャリアに関しては管理職に空きポストが無いなど、在籍している会社でそれ以上のキャリアアップを見込めずに転職をする方がいらっしゃいます。特に今年はコロナウイルスの影響もあり、それらの理由によって転職を希望される方が増えた一年でした。来年以降もまだまだこの流れは続くかと思います。

業績が下がっている企業が増えているため、採用意欲は現状高くないと言わざるを得ません。一方で働いている方にとっては給与ダウンや、業種によっては出向を命じられるなど転職を考える機会は今後増える方もいるのではないでしょうか。そんな中でキャリアアップと給与アップを同時に見込める会社を探すことは簡単ではありません。そんな難しいハードルを乗り越える為に、企業を探す上で大切な事を解説していきます。

年収アップを実現する企業の見つけ方

自分の適正年収を知る

給与アップを見込むのであれば、まずは転職市場における自分の価値を知ることも大切です。判断する基準は保有資格、年齢、転職回数、業界と職種、そして経験です。経験に関してはこれまでにどれくらいの実績を残してきたかや、マネジメントの経験があるかを指します。

今は様々な大手人材会社が、無料サービスとして年齢査定シュミレーションサービスを提供しています。そういったツールを活用するのも良いのではないでしょうか。

求人票における年収の見方

実際に自分の適正年収を知ったら、求人を探しましょう。ネット上に掲載されているほとんどの求人票には、想定年収の記載があります。記載の仕方は求人票によって違いますが、中には300万~1000万というように範囲が非常に広いものもあります。そのため選び方が難しいと思われている方もいるのではないでしょうか。

求人票記載年収の見方その① 年収の下限

求人票の年収記載に関して、見ていただきたいポイントは二つあります。
まず一つ目が「下限年収」です。下限の年収はその仕事で就業をした場合の最低限の年収を示しています。求人票に記載のある必須要件を満たしていれば、基本的にはそれ以上の年収は見込めます。転職活動をしている中で最低希望年収がある方は、この下限年収を基準に考えるようにしましょう。

年収上限に関しては、役職や資格、歩合給、残業などの各種手当を最大で給与に組み込んだ場合に想定されている年収です。その為上限の金額に関しては、企業選びの際には年収例としてあまり参考にはなりません。

求人票記載年収の見方その② 年収の範囲

2つ目のポイントは「給与の範囲」です。下限年収と上限年収の差額は小さいものの方が求人票としての信憑性は高くなります。また範囲の小さい企業の方が社内体制もしっかりしている傾向にもあるため、このポイントに関してはキャリアアップを目指す上でも重要になります。大体この差額が300万位に収まっている会社がお勧めです。500万以上の差額がある企業に応募をする際には、選考の過程で給与に関しての質問をすると良いかもしれません。

給与の上り幅を知る

実際に求人に応募をし、書類選考を通過すると面接があります。面接など実際に企業担当者とお話する機会が出来た際には、給与の上り幅を是非確認していただきたいと思います。

この点に関しては求人票に記載がない事も多いです。記載がある場合は、「年収参考例」という項目で載っています。何歳で役職は何で給与をいくらもらっているのか、それを見れば大体の年収例は想像がつきます。参考例が求人票にない場合は、先述の様に面接の中で確認を取るようにしましょう。
スマートな聞き方として、「自分位の年齢と経験で実際に入社をした方は、どんなキャリアアップを図っているか」というフレーズがおすすめです。企業に対して意欲を伝えつつ、自分がどんなキャリアを歩んで年収推移はどうなっていくかを一度に確認する事が出来ます。

求人票に記載のある年収の大きさに翻弄され、思った転職が出来なかったという方もいらっしゃいます。そういった方に多いのが、給与の上り幅が小さかった事によって、後々に不満を感じるケースです。目の前の給与が高いのは確かに魅力的に映りますが、その先何十年も働く事を考えた場合に、年収の伸び代は大切な要素になります。より先々の事を考えた転職が出来るように、是非企業選びの際には重視をしてみてください。

キャリアアップを実現する企業の見つけ方

最も大切なのはこれまでの経験を活かした転職をする事です。経験してきた職種や業種を変えずに、同じ分野で転職する事をお勧めします。

例えば専門商社の営業職の方がキャリアアップを目指すのであれば、総合商社の営業職への転職を目指してみる等です。もしくは専門商社のマーケティング担当等、同業種で営業経験を活かせる異職種への転職も考えられます。業種か職種のどちらかに関して、必ず相互性の取れる転職先を見つける事が大前提として一番大切です。

キャリアアップを考える際には、持ち合わせているスキルの中で何を磨いていきたいのか、まずは自己分析から始めるようにしましょう。重視していただきたいのはこれだけですが、一番大切な事です。

年収アップとキャリアアップを同時に実現するならエージェント利用がお勧め

転職エージェントは企業の紹介だけではなく、キャリアプランの構築から最終的な企業との年収交渉まで依頼することが出来ます。また企業選びをする上でも様々なアドバイスがもらえるのでお勧めです。特に年収交渉に関しては個人では難しいという方もいらっしゃるかと思います。

実際に私もエージェントとして様々な方の転職サポートをさせていただきましたが、年収交渉が成功した事例は意外と多くあります。成功した方に共通しているのは、お金が必要な理由をしっかりと持っているという事です。

プライベートな理由でも問題ありません。例えば結婚や出産、中には離婚が理由の方もいらっしゃいました。理由があれば企業側にも年収に関してある程度の理解は持っていただけます。エージェントを活用する際には、伝えてもらうようにしましょう。

チャンスを逃さないために

お金は常に人々の生活について回る問題です。キャリアアップ=年収アップと考えている方も、そうではないという方もいらっしゃるかと思います。ただ様々なライフイベントを見据えた時に、必要になるものです。だからこそ給与アップのチャンスがあるのであればしっかりと掴んでいただきたいと考えています。実現する為に、今回お話したそれぞれの方法を是非実践してみてください。

給与はその方のスキルと経験を評価して決定されます。高い給与を確保する為にはスキルアップが必要になります。だからこそただ年収を上げたいと漠然と思うのではなく、何のスキルを身に着けてどんなキャリアステップを歩むことによって成し遂げるのかをイメージする事も大切になります。もらえる給与に見合った活躍が出来る人材として、またそれに見合ったキャリアを歩めるようにしましょう。

冒頭にも述べたようにコロナウイルスの影響もあり、今年は特に勤務先の業績悪化が転職理由となる方が多い印象の一年でした。生活が苦しくなった方も中にはいらっしゃるかと思いますが、今回の内容を参考にしていただきながら、より良い環境への転職を実現していただければ幸いです。

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