転職を通してキャリアアップを実現する為に大切な事

働いている環境でなかなか自分自身の成長が感じられなくなってきた時に、転職という選択肢はその後のキャリアアップを目指す上でも効果的な手段の一つです。

なかなか上がらなくなってしまった年収も、会社を変えればまた違った評価を得て伸び代が見える可能性もあります。しかし一方で、環境を変えるという事はまたその会社での信頼は一から得ていかなければなりません。そのためキャリアアップを目指して転職をしたはずが、働き始めたら転職失敗を感じてしまう方もいらっしゃいます。

転職活動では会社のHPや面接を通して、興味を持っている会社の事を知ります。しかし社風やどんな方が働いているかに関しては、実際に働いてみるまで分からない部分もあります。そのため転職活動中は魅力的に映っていた環境も、一員になると何か違うと感じてしまう方もいらっしゃるようです。

ネットで調べればたくさんの求人情報が出てくる今だからこそ、正しいものが何かを見極める力が必要になります。それを見極めるために大切な事と、キャリアアップに繋がる転職を成功させるために大切なことをお話していきます。

キャリアアップの先の目標設定の重要性

キャリアアップに導く転職を成功させる上で、まず何よりも大切な事があります。それは「目標設定」がちゃんと出来ているかという事です。ただお金を稼ぎたいという理由ではなく、その先にしっかりとした目標とライフプランを持っていることが一番大切な事だと考えています。二十歳前後で社会に出て、40年から50年近くこれから働いていくキャリアの中で、将来的にどうなりたいのかというイメージを持つことはとても重要です。キャリアに対してのイメージを持つことによって、そこに向けた逆算から自分が何をするべきかを導き出してほしいのです。

特に20代の方などまだまだ社会に出たばかりの方にとっては、目の前の仕事をこなすだけで精一杯だと思います。それでも新卒で働いているのなら、その会社に入社をしようと思ったきっかけや理由がそれぞれあるはずです。つまりそういうきっかけや理由を、忘れずにしっかりとした土台を作る事がライフプランニングに向けた第一歩になると考えています。

具体的な目標設定方法

それでは具体的に目標をどうやって考えたらよいのか、よくお勧めしているのが、紙に書き出してみるという事です。なりたい自分を紙に書き出して可視化する事によって、自分の深いところにあるニーズを知ることが出来ます。例えば「社長になりたい」のであれば、なぜ社長になりたいのかを考え、その理由を可視化します。「社長になりたい」理由が「お金持ちになりたい」のであれば、今度はなぜ「お金持ちになりたい」のかを考えます。そうして最終的なところまで突き詰めて考える事が、目標設定の第一歩になります。

なりたい自分が何かを認識出来たら、あとはそこに向けてどんな環境で働くべきかを整理します。働くべき環境を見据えたらそれに合った企業をピックアップして、初めて転職活動の企業選びをします。キャリアアップの転職を目指している方の中には、この目標設定が出来ている方も出来ていない方もいらっしゃいます。結果としてキャリアアップに成功している方は、しっかりとした目標を持って仕事を選んでいる方が多いです。

自分自身のを見つめなおす自己分析

二つ目のポイントは、「自己分析」です。目標設定も大枠では自己分析に入りますが、ここで伝えたいのはより能力やスキルに寄ったお話です。新卒での就職活動の際には、どなたも経験をしたことがある自己分析ですが、社会に出て働きだすとその認識はかなり薄れている方が多い印象です。

学生の自己分析は性格や私生活の中での行動パターンから、自分がどういった人間かをアピールするためのものでした。社会人になれば実際に仕事を経験する事によって、より実践的な自己分析が出来るようになります。どういうシチュエーションで最も力を発揮するのか、仕事はどんな進め方をするのか等、採用する企業にとってもマッチする人材が否かを確認する重要な場面です。100%の力を発揮できる環境で働く事は、キャリアアップに向けても非常に重要な事です。

自己分析のポイントその① 仕事の進め方の適正

自己分析をする上で明確にしていただきたいポイントは主に2つです。まず一つ目が、「職人肌かチームプレイヤーか」という点です。仕事を進めていく上では、様々な人とコミュニケーションを取りながら物事を完成させていきます。

そのため一般的には後者のタイプの方が企業からは好まれる傾向にはあります。職人肌な人は周囲を巻き込むことが苦手だとしても、一つの物事に対して強い拘りを持って仕事が出来る方です。完璧を常に目指して行うタイプなので、クリエイティブな職種に多いタイプです。キャリアアップをする為に、自分に合った環境を見つける上で非常に重要な要素になります。そしてこれは中途の方に限らず、新卒での就職活動をしている方にも是非意識してほしいポイントです。

自己分析のポイントその② 仕事のモチベーションが何か

二つ目は「仕事に対してのモチベーション」です。先にも述べたように、仕事のモチベーションは最終的な目標である事がベストです。
しかし実際にはずっとその目標を心に掲げながら、仕事が出来る方は多くありません。目標に対して逆算した道のりは、頭の片隅にあれば問題ありません。むしろ大切なのは日々の仕事をこなすモチベーションになるものが何かと言う事です。

これは自分に合ったものであればなんでも良いと思っています。欲しいものがある、結婚したい、週末に遊ぶ等、何をモチベーションにしたら良いかを考えていただきたいです。キャリアアップをするためにただがむしゃらに仕事だけをすれば良いかと言われれば、決してそうではないと思います。大切なのは仕事とプライベートのバランスではないでしょうか。高いモチベーションを維持出来る環境で、質の高い仕事をする事によって最終的な目標にも近づけると考えています。

自己分析のポイントその③ やりがいを感じるポイント

最後に「何にやりがいを感じるか」です。人が成長する時はその物事を楽しい、面白いと感じた時です。仕事に対しても同じで、やりたくない事を嫌々していてもその分野で成長を見込むことはできません。仕事が楽しいという感覚までは必要ありません。ただ何かを成し遂げた時、成果を出した時にやりがいを感じる事が出来る事が大切です。自分が何にやりがいを感じるのかをしっかりと理解し、それを感じられる環境で働く事はキャリアアップをする上でも重要な要素になります。

厳しく働く=キャリアアップでは無い

「若い時の苦労は買ってでもせよ」と言う言葉があります。確かに新卒からある程度厳しい環境に身を置く事は、その後のキャリアアップにもつながる大切な事です。しかしここで言う苦労は過度な残業や上司からのプレッシャーの事ではありません。与えられたタスクに対して全力で取り組み、頭を悩ませながらも答えを探していく、そんな苦労だと私は考えています。そしてそれがやりがいに繋がり、キャリアアップへの意欲にも繋がります。

キャリアアップをしたいからがむしゃらに働く、そんな考え方はもう終わりました。たくさんの会社や仕事がある中で、何が自分に向いていて何にやりがいを感じるのかはとても大切です。やりたくもない事を無理矢理必要だと自分に言い聞かせながら仕事をしたところで、その先で良いキャリアを歩めるとは到底思えません。転職を通してキャリアアップに成功する方は、自分の事を良く知り何を欲しているかをよくわかっている方なのではないでしょうか。

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