キャリアアップに必要なものとは? 知っておくべき4つの力

キャリアアップを図りたいけど、そのためにはどんな能力が必要になるのかを知りたいという人は多いと思います。
具体的なスキルの分野は人によって異なるので置いておいても、それ以外に大事な基本的な能力があります。

そこでこの記事ではキャリアアップを図る上で最も大事だと考えられる能力を4つ抽出し解説します。
必要な能力を絞ることができれば、それを重点的伸ばしていけば効率的に目標に向かって進むことができますので、この記事を参考にして具体的な行動につなげていただければと思います。

キャリアアップとは?


キャリアアップのために必要となる力について考えるに当たっては、キャリアアップとは何かをまず押さえる必要があります。

キャリアアップというのは、地位や専門性、収入などが高くなっていくことです。
転職する場合や、現在勤めている会社内で昇進することも含まれます。収入増を伴うようなものをキャリアアップと呼ぶことが多いですが、個人が何を目指しているかによる部分も大きく、例えば自分のやりたい分野の専門的な仕事に就いたが収入は以前の会社で事務職だった時より少し下がったといったような場合にもキャリアアップと言える場合があります。

このように一言でキャリアアップと言っても、実際の姿は様々で、個人の目標設定との関係で決まる部分が大きいと言えます。

キャリアアップのために必要な4つの力とは?

客観的に自己分析する力

キャリアアップを図っていくためには、まず自分の能力やポテンシャル、性格的な特性などをできるだけ客観的に冷静に分析する力が必要です。
なぜならキャリアアップは自分の能力などが基盤になりますが、何となく自分でわかっているように見えて実は固定観念が先行して、潜在的に持っている能力に気づいていなかったり、能力を高めに評価していたりすることが多いからです。

クイに鎖でつながれた象の話を聞いたことのある人は多いでしょう。子供の頃に鎖でクイにつながれた象は、最初は暴れ回って何とか離れようとトライします。
しかし何度やっても離れることができないのでやがて諦めます。
大人になった象はそこを離れる試みすらしません。大人の象の力をもってすれば離れることは可能であるにもかかわらず。
なぜなら子供の頃何度もトライしてそこから離れることはできないという意識があるからです。
固定観念が可能性を閉ざしているわけです。

極端な例え話かもしれませんが、こうした固定観念が「私はこのジャンルは無理だ」という風に最初から可能性を閉ざしてしまうことは多いです。本当は天職となり得る分野が他にあるかも知れないにもかかわらず。

ですので、キャリアアップの目標の最適解を見つけられるよう、可能性を最大限に広げるとともに能力の過大評価もせず客観的に自己分析する力が求められます。

目標を明確に定める力

客観的に自己分析ができれば、次は外的な要因、つまり市場規模や成長性、人材ニーズの程度などの要素を分析し、両者のマッチする候補の中から最適な目標を絞り込むことが必要になります。

様々な産業分野や職種がある中で、現在の状況から考えるだけでなく将来の見通しも考慮し目標として抽出するためには、必要な情報を広く深く収集する力や情報を得るための行動力、論理的な分析力が必要となります。

ここでも自己分析のときと同じように、幅広い選択肢を俯瞰し、客観的データを踏まえながら絞り込んでいきます。
ネットには2次情報がいろいろ挙がっていますが、個人が経験できる経済活動には限界があり、他の職業人のリアルな姿はなかなか捉えることが難しいです。経済界の一般的データは入手できてもそれだけでは職種ごとの将来見通しなどは困難です。
いわゆる肌感覚も加味する方が実態を捉えやすいです。
情報収集に関しては、転職エージェントのプロのアドバイザーに相談するのもいいでしょう。
そして収集した経済界や職業に関する情報と、前項で分析した個人の要因とを照らし合わせてはじめて目標を明確に定めることができます。

目標達成に必要なスキルを磨く力

目標だけ決まってそれに向けたアクションが取れなければ当然のことながら目標に近づいていくことはできません。
キャリアアップという目標は多くの人が目指しているものでもありますので、人との競争に勝っていくことがどうしても求められます。

ですので今持っている能力・スキルだけにこだわることなく、さらに上のレベルに向けて、必要なスキルを継続的に磨いていくことが求められます。
一時的に熱心に取り組んでもすぐに熱が冷めたり、また他のスキルに目移りしたりするとスキルは積み重なっていきません。一度絞り込んだらとことん目標達成に向けて頑張り続ける精神力も必要となります。

また、スキルアップを図る際はできるだけ効率的に行うことが望ましく、ネットやSNSで情報を収集し、実際にスキルを持った人たちと交流し、転職エージェントのアドバイザーからアドバイスをもらうといった手法を適宜織り交ぜていくことがおすすめです。

人をマネジメントする力

自分は専門職に就くからマネジメントは関係ないと思われる方もいるでしょう。しかしながら、専門職に就いた場合でもキャリアを上げていく場合、全くのフリーランスならともかく多くの場合はチームで仕事をすることになりますのでチームリーダーとなる可能性が高いです。
逆に言うと専門的スキルは高くてもチームリーダーになれない人は、特に日本ではキャリアはなかなか上がっていかない可能性があります。

一方、マネジメント職そのものを目指そうとする人についてはマネジメント力が必要なのは言うまでもありません。
マネジメント力というのは実際仕事をしながらでないと身に付きにくい能力ですが、その下地を作ることは今すぐにでもできます。
例えば、今の会社で同僚と仕事をする際、自分の仕事だけ済めばいいと思うことなく、他の社員に目配りをし、困っていたら丁寧に情報提供やアドバイス、場合によっては業務を手伝うなどして職場の和を作る努力をするといったようなことです。

自分がしなくても責任を問われないような他人の仕事を代わりにさりげなくできるような人は、人の立場になって考えることができるということの何よりの証明ですので、将来的にスタッフに目配りをしながら恐怖支配ではなくモティベーションベースでマネジメントしていける素地を持っていると言えます。

こういう人は会社という組織から見ると影響力は個人の範囲に留まらず、チームやセクション全体に及びますので、貢献度が高くなります。

要するにこのマネジメント力というのは、どんな職種の場合であっても雇う側からすればキーとなるスキルであり、これを身につけている人はキャリア形成において相当有利になります。

先程述べたように職場でさっそく今からこの訓練をすることや、それに加えて幅広い読書をしたり、優れた人と幅広く交流するなど、教養や人間性を高める努力をすることが大事です。

まとめ

以上見てきたように、キャリアアップのために必要となる能力の主なものは次の4つです。

  • 客観的に自己分析する力
  • 目標を明確に定める力
  • 目標達成に必要なスキルを磨く力
  • 人をマネジメントする力
  • これらは一朝一夕に身に付くものではありません。キャリアアップというのは中長期的に実現していくことが多いですので、ここに挙げた4つ能力は焦らず着実に身に付けていきましょう。

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